免疫力が高い人の習慣

病気になりやすい人と、なりにくい人。この大きな差は一体何だと思いますか?
それは【免疫力の高さ】です。
腸内細菌が元気な人は、病気になりにくいと言われています。それは一体なぜでしょうか。
■免疫とは?
体内において自分を侵そうとしている有害なものを感知して排除しようとする仕組みのこと
簡単にいえば、【病気を免れるための体のしくみ】のことです。
◯病原菌やウイルスの侵入を防ぐ
◯体内の悪性の細胞を攻撃する
◯衰弱した状態から回復する
これが人間に備わっている免疫機能です。
すなわち
免疫力が低ければ風邪にかかりやすく、ちょっとしたことで体調を崩すなど病気にかかりやすくなります。日頃から免疫力を下げない意識が体を元気にし健康な状態へと繋げていきます。
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■免疫力は体のどこで働いている?
▶これこそが【腸】なのです。
私達の腸は免疫システムが活発に動いています。体内の免疫系細胞の半分以上は腸粘膜に集中していると言われています。
▶免疫系細胞はどうやって増やす?
腸内細菌が多いほど、免疫細胞は増加します。免疫細胞と腸内細菌が連携することで、体内の有害物や侵入してきた病原菌などを、協力し合いながらブロックしているのです。
侵入者や悪い人を捕まえるなら大人数の方がいいですよね!勢力が増すイメージです。
腸内に沢山の腸内細菌がいることが、免疫細胞の増加に繋がり、より侵入者をやっつける力が強まる。という仕組みが腸内には存在しているのです。つまり、病気になりにくい身体にしたければ、免疫力を高めることが1番の近道かもしれませんね。
しかし、高すぎることで「アレルギー・自己免疫疾患」の原因にもなってしまうため、バランスにも注意が必要です。
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■ 免疫Upと体温の関係
▶あなたの平熱は35度台?36度台?
腸活を続けていくと低体温が改善されていきます。食べたものをエネルギーに変える代謝が活発になると、身体の冷えも解消され、慢性的な低体温も改善されていきます。
体温が1度下がると免疫力は30%下がると言われているため、36度台をキープすることが免疫力維持には大切です。病気の予防にもなるので、体温を高める意識をしていきましょう🍵
▶低体温で起こりやすい病気
冷え性・肩や首の凝り・便秘・下痢
女性特有の病気(子宮の病気)
関節の痛み・疲労・不眠・免疫力低下
低体温が原因で血流が悪化し、
身体の細胞に酸素や栄養が届きにくくなる
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■ 低体温だったときの私の不調
▶免疫力が低く、慢性的な疲労感
≫臓器の機能が低下する
ちなみに私は20代前半、35度台の低体温症だったため、いつも疲れやすく身体が凝り固まっていました。また、食生活の乱れにより慢性的な便秘で腸内は悪玉菌が優勢だったのではないかと思います。体温が低いことから、免疫力も低下し、体調不良が慢性化。
以前罹患した食中毒の際も、免疫力が低いことから、ウイルスや菌に勝てず症状はさらに悪化した可能性が高いと感じます。
低体温≫免疫力の低下≫病気になりやすい
というこのメカニズムが成り立ってしまうため、まずは自分の体温を知っておきましょう。
免疫細胞を正常に働かせるために
36.5度以上の体温を維持することが大切です。
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■体温を上げるための習慣5つ
▶身体を温めましょう
①栄養バランスの取れた食事
②運動を行う。筋力をつける
③ストレスを解消する
④湯船につかる
⑤冷たい飲み物ではなく、常温・温かいものにシフトする
生活習慣を整えることは、プラスなことばかりですね。少しの意識と積み重ねの行動で、体はみるみる健康になっていきます🌿
また、噛む回数を増やすことで代謝が高まるため、熱を生み出しやすくなります。体温Upのためにもよく噛む習慣をつけていきましょう。
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参考文献
◦藤田紘一郎(著)「腸にいいこと」だけをやりなさい, 2015 ,毎日新聞出版
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